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This Category : ぬいぐるみ化SS

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ネズミマスコット化SS

2010.12.24 *Fri
まだ書きかけ。
少しづつ修正していく。
慣れないSSで筆力がすさまじいものだが勘弁。
ぬいぐるみ化の状態変化系のSSです。


ただいま21時、日も落ちてあたりはもうすっかり暗くなっている。
小野 溢音(おの いつね)は吹奏楽のクラブに所属しているのだが、溢音の学校は吹奏楽の演奏会では常に優秀な成績を修めているために部活の雰囲気はとても熱心なもので、高校生といえども帰りはいつも夜遅いのである。
さらに最近はその演奏会が近いのもあってさらに練習に熱が入り、ますます帰りが遅い日が続いている。
それは毎度のこと親にもしっかり伝えたうえで活動しているので別に何の問題もないわけなのだが、今回に限っては早く家に戻らなければいけない。
早く家に戻りたい。
というのも、溢音は今、見るからに外に出ずに家に閉じこもってばかりいる不健康そうな猫背の青年に告白を迫られ、丁重にお断りしてもしつこく後をつけ回されていのである。
「ねーねー、なんで僕じゃだめなの?溢音ちゃんはほかに好きな人いるの?」
「そういう問題じゃなくて、そもそも誰だかわからない人にいきなりオッケーなんて、言えるわけがないでしょ。何度言えばわかるんですか。お願いだからもうついて来ないでください」
「ぼ、僕は本当に溢音ちゃんのことが好きで今までずっと見てたのに、僕はこんなに真剣になってるのに、溢音ちゃんはなんで付き合ってくれないのさ。ほんとに好きなのに」
ぞぞぉ。
思わず悪寒が走る。
この人は自分のやっていることがわかっているのだろうか。
これはもはや、ストーカー以外の何者でもない。
いっそこのまま警察に突き出してやろうか。
いやしかし、いくら体格が頼りなくても相手は男、しかも年上だ。
自分がかなうわけがない。
しかしこのまま家までつけられて家を知られるのも困る。
ここはどうにかして肩にまわされた腕を振り払って逃げ出さなければならない。
「やっぱりだめなのかい?君も」
そんな考えを起こしていると、青年のほうがいがいな発言をする。
あんなにしつこかったのがあきらめかけている。
いやな感じがする。
うでを強く握られ引っ張られる。
「たのむ、お願いだ、僕と一緒になってくれ!」
そういうと青年はいっきに唇を溢音に近づけキスを迫ったため、溢音は反射的にホルンの入ったかばんで思いっきり頭を殴ってしまった。
青年はよろめいて倒れ、面食らったように溢音を見上げる。
あ、やってしまった。
「やっぱり君もいままでの女の子のように、僕を見捨てるんだね。」

青年は力なく起き上がった。
溢音は思わずあとずさったが、もはや青年はまるで屍のような生気のない顔になっており、ゆっくりと踵を返して歩いていった。
「おぼえてろ」
青年が最後に吐き捨てた言葉。
まるで覇気はなかったが、なぜかとんでもなく恐怖を感じたのだった。

-----

次の朝
「溢音、大丈夫?なんなら、おかあさんが迎えに行ってもいいけど?」
「大丈夫、ちょっと怖かったけど、あのストーカーも諦めてたみたいだから、もう会うこともないでしょ」
「せめて警察に相談でも・・・」
「もぉ、大丈夫だって。余計なことはしないで。帰りもちゃんと、一人で帰るから。じゃ、いってきまーす」
「いってらっしゃい」


「小野 溢音さんですか?」
「そうですけど、あなたは誰ですか?」
「私は、人形やぬいぐるみやマスコットなどといったものを作っているドール・ハウスという会社の者なのですが、今日はある方から依頼をいただいたため、今回溢音さんの元に参上した次第でございます。早速こちらのアンケートをお答えください」
そう言われ、否応なしにアンケート用紙とペンを渡される。
仕方がない、何なのかはよくわからないが、さっさと答えて学校に行こう。
ペンを握った瞬間に、指に痛みが走った。
めまいがする。
言葉も出ない。
足の力も抜けて踏ん張りが利かずにそのまま地面に崩れ落ちる。
まぶたも重くなり意識が飛びそうになる。
見上げると男は薄気味の悪い笑みを浮かべて自分を見下ろしていた。

-----

ずいぶんながく寝ていたと思う。
そもそも、どこまでが現実でどこからが夢なのかは判別できていないのだが。
それもそうだろう。
昨日の今日のうちに、周りの人とそう変わらない、ごく普通の生活をしている一般人である自分にとっていろんなことが起きた。
いや、そもそもそれ自体夢だったのだろうか。
妙に寒い。
そういえば、話し声も聞こえる。
聞きなれない声だ。
準備はできたか?
個体は依頼どおりの姿勢に固定しました。そろそろはじめますか?
そういっている。
訝しくおもい、そろそろと目を開ける。
すると目に飛び込んできたのは、自分は変なカプセル野中に閉じ込められ、変な姿勢で固定されたカプセルに映る自分と、自分を見つめる何人もの人。
いや、観察といったほうが正しいのだろうか。
大半は機械の計器類に目を向けているが、ほかの者は溢音に目をむけクリップボードになにやら書き込んだり話し込んだりしている。
何かがおかしい。
いずれも真剣な顔つきだ、冗談などではないだろう。
「個体が起きたようです」
一人の研究者らしきものが後ろを振り向き、声を張り上げていった。
「ああ、脳波を見ればわかる」
そういったのは、一番後ろにいた、そこらの研修者らしき者たちとは見るからに風格の違う人物。
こちらに顔を向け近づいてきて、冗談めいた口調で言う。
「お目覚めか、溢音さん。ご機嫌はいかがかな」
名前で呼ばれるのは気に障る。
溢音は勢いづいて言った。
「これはなんなんですか?得体の知れない場所に連れ込んで拘束なんて、立派な犯罪だと思うんですけど」
「ふむう、これは。冗談の通じない個体だな」
その者は不敵な笑みを浮かべてこちらをにらみつけ、さらに近づいてきた。
挑発的な態度はとるべきではなかった。
自分は拘束されているのだ、何をされてもどうしようもない。
いくら口先だけ並べて強気でいようとも、やはりこちらには抵抗の余地などまるでないのだ。
「こんな大掛かりな犯罪、捕まったらどうなるかわからないんですか?」
「わかるとも」
そう言うと、今度はいたって真面目に、真剣な顔で話してきた。
「しかしこれはもはや、犯罪には値しなくてね。ごく普通の高校生が突然消えるのはいたって不自然だ。なので、そこら辺の体格の似たホームレスに後催眠暗示を与え、自殺を図ってもらった。顔は判別不可能なほどに砕けているから溢音だとわかる者はいない」
溢音は面食らった。
何かの本で読んだことがある。
これでも少しは活字も読むほうなのだ。
催眠でそんなことができるはずがない。
「何度もしていることとはいえ、たいへんなさぎょうだった。なにしろ、自分のやりたくないことなら理性で反発してしまうから、ふつうはそんな催眠を施すのは不可能だからな。だがそこは応用次第だ。まあ早い話、もう溢音はこの世に存在していないことになっているから、何も犯罪などをネチネチと考える必要もないわけだ」
そんな、訳がわからない。
大規模すぎる上に手間がかかりすぎる。
自分ひとり捕まえるためになぜそこまでする必要があるのか。
「ふむ、疑問を抱いているようだな。しかし、もう時間がないのでね。さっさと終わらせることにしよう。時がたてばおのずと状況も把握できるだろう」
そういうと奥の部屋へ引き上げていった。
何が始まるのだろうか。
不安が高まるなかで、機械の駆動音がする。
そしてその駆動音の正体は、溢音を入れているカプセルが発するものだった。
不意にカプセルの中が光に包まれる。
それは仄かに暖かく、ほわほわとやさしく包み込むような感覚。
そして体の感覚も徐々に薄れていく。
次第に感覚は綿でも詰められたかのようにふわふわして心地がよく力も抜けていく。
心地よさに浸りながらうっすらと目を開けるとその感覚が錯覚でなく本物であることを悟った。
体が徐々に布へと変わっている。
溢音は焦ったが、そのときにはもう遅かった。
いつの間にか拘束具は外されており、それでも動けないほどに変化は進んでいた。
やがて光は消える。
そしてその感覚の余韻に浸っていると、どこからともなく声が。
「これから溢音は3時間かけて依頼者の希望通りの姿に変化する。ねずみの小さなぬいぐるみだ。それまでは好きにするといい。もっとも、動ければの話だがな」
後ろから微笑が漏れる。
彼らも私の現状を見て楽しんでいるに違いない。
悔しく思った。
やすやすと得体の知れない者たちの罠に引っかかり、こんなことをされて娯楽道具にされているのか。
溢音は動けない体を必死に動かそうとしたが無理だと悟ったらしい。
そしてそのままぐったりと、意識を失ってしまった。

-----

ここはどこだろう。
意気消沈した溢音は、諦め半分に、ゆっくりと目を開けた。
そこにはさっきの人物と、もう一人、見覚えのある人物が。
「おや、溢音様はお目覚めになられたようですよ」
「わあ、溢音ちゃんはやっぱりかわいいなあ」
その独特なねちっこい気の障るしゃべり方、それはあのストーカーのものに他ならなかった。
顔が近づき息が吹きかかる。
「~~~~~~!」
生臭くて気持ちが悪い。
思わず顔をしかめて罵声を浴びせようとしたが、声が出ない。
それにしても気になるのが、妙にあたりの人や物がやたらにでかいことだ。
後ろに立っている人物に何かされたことはわかるのだが、いったい私はどうなったのだろうか。
そういえばここはぬいぐるみがたくさん置いてある。
どこかの店のようだ。
そしてさっき男は私に"様"付けで呼んだ。
彼はここの店員なのか。
すると何かに気づいたように手を打ち、鏡を持ってきてやってきた。
ストーカー男の顔は遠ざかり息がかかることはなくなりほっとした。
男は邪魔されたと不服な顔をしているがそれを意に介した様子はなく、私に鏡を突きつけてきた。
「そういえば溢音様は変化後の姿をまだ見ていなかったんですね。どうですか、この姿は。ねずみのマスコットですよ。なんともかわいらしい姿でしょう」
溢音は頭を殴られるような衝撃を受けた。
そんな、まさかこれが自分の姿なのか。
抗議の言葉を出そうとしたが、やはり声は出ない。
「この子もお腹を押すと声が出るの?」
「ええ、仕様は以前となんら変わりありません。好きにいじっていただいてくれて結構ですよ」
ストーカー男はにやりとして溢音をつかみあげると、右手でお腹をぎゅっと押した
「あぅ」
思わず口から出た小さな悲鳴に顔を赤くする。
"やめて、お願い"
その後も執拗にお腹を潰れるかのような強さで押して反応を楽しんだり耳や尻尾をいじったりされた。
やがて満足したかのように溢音を元の場所に置くと、店員らしき男との話に戻っていた。
これからは私に自由はないのだろうか。
ずっとこんな気持ちの悪い変体男にもてあそばれ続けるのだろうか。
そう思うと悲しくなり涙があふれる。
マスコットの身でも涙は出るようだ。
だがその涙もすぐに布が水分を吸収して頬をつたって零れ落ちてはくれない。
私はこれを受け入れなければならないのか。
それはあまりにもひどい。
ネズミマスコット
そしてストーカー男は店員らしき男に500円を払った。
そして自分の人生というものを諦めた溢音はストーカー男の家に連れて行かれたのだった。
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